破産審尋って何?

裁判所は破産手続開始の申立てを受理すると、今度は手続開始を決定するかどうかについて審理を行いますが、この中で裁判所の裁判官は申立人と直接面談をすることがあります。この申立人と裁判官との面談は破産審尋と呼ばれています。
破産審尋が行われる場合は裁判所から自宅へ呼出状が送られてきます。申立人は呼出状の記載にしたがって、指定された日時に、指定された場所に出向いて審尋に臨みます。審尋が行われる時期は地方裁判所ごとに異なり、申立てが受理された日から1~2週間程度で実施するところもあれば、受理日から審尋の実施まで2ヶ月ほど空くところもあります。
破産審尋では、裁判官は申立人に対して、申立てを行った経緯や、債務の総額、債権者の数、書類の記載事項に虚偽は無いかどうかなど、提出した書類の内容に沿っていくつか質問をしてきます。申立人は質問に対して、嘘をつくことなく正直に回答しなければなりません。そして、申立ての内容と審尋の内容に問題がなければ、審尋の実施日から約1週間経った時期に裁判所は破産手続開始の決定を出します。
なお、弁護士を代理人にたてた場合は、破産審尋に申立人本人ではなく弁護士を出席させることができます。また、裁判所の中には、弁護士を代理人にたてた場合に限り、申し立てた後すぐに審尋を行い、その日のうちに破産手続開始の決定を出す制度を運用しているところもあります。

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